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 2012 Topics

 I-Lion Hawaii School 校長 講演会

 
 
 

 秀光では前期課程において、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市にある仙台育英学園の現地校“I-LION HAWAII SCHOOL”(以下ILHA)で研修を実施しています。
 そのILHA校長のEarl Okawa先生が4月25日(水)に来日。多賀城校舎サウスウィングの中講義室で秀光前期課程2、3年生を対象に講演会がひらかれました。

▼ILHAの研修ではたくさん
 ミスをしてください

 講演会では、英語でのOkawa校長先生のお話を、奥さまのトヨコさんが同時通訳しながら進められました。
 Okawa先生は「失敗してもまだやってごらんなさい。ILHAでの研修ではたくさんミスをしたり間違ったりしてください。なぜなら間違いをすればこそ、そこに学びがあるのです」と語られ、ケンタッキーフライドチキンの“カーネルおじさん”として知られる創業者カーネル・サンダース氏の話を例に挙げました。「彼は前の仕事を退職後、何とか稼ごうと思い、自分のレシピをレストランに売りにいった。“YES”と言われるまで何軒のレストランをまわったと思いますか?推測してみてください」と生徒たちに問いかけました。「100軒!」という生徒の声に「まだまだそんなもんじゃない」、「Five hundred?」「More, more」、「Two million!」「それはちょっと…(笑)」。ひととおり声が挙がったところでクイズの答え。「彼は1009人の人に“NO”と断られました。1009回失敗したのです。でも、今ではケンタッキー・フライドチキンは世界中で人気ですね」。

▼あなたの人生はあなたのもの、
 可能性を信じよう


  失敗をすればそれだけ多くのことを学ぶことができ、それが大きな成功につながる…。そのほか、「あなたの人生はあなたのもの。だから夢を持ってください」「私たちは皆やりたいことを自分で決めることができる。皆さん一人一人可能性を持っています」など、Okawa校長先生の温かい言葉に生徒たちは真剣に聞き入っていました。
 そして「私たちは目標の実現を目指す皆さんのお手伝をいしたいと思っています。ILHAでは、学びながらたくさんの楽しいことを経験します。ハワイでまたお会いしましょう」と締めくくり、生徒たちを激励されました。

▼研修中に聞いた校長先生のお話は
 今も生活に活きています
 
 約一時間にわたって貴重なお話をしてくださったOkawa校長先生に、生徒たちからお礼の言葉が。昨年ILHA研修に参加した経験のある3年生代表の大橋さんは最初に“Do you remember me?”と英語でOkawa先生に笑顔で語りかけてから「今日のお話を聞いてハワイでの2週間を思い出しました。私はEarl校長のお話が大好きです。ILHAでのお話は、今の私の生活に活きています。今日のお話も含めて先生の教えを忘れずに新しいことに挑戦していきます」と述べました。
 これから研修に参加する2年生を代表して菅野さんは「私たちは来年ハワイに行くので今日の講演は楽しみにしていました。来年はよろしくお願いいたします」と挨拶しました。
 最後に3年生の女子3人が、折り鶴で作ったメッセージ入りのレイをOkawa先生の首にかけてプレゼントしました。